【鍼はやっぱり痛い?】
よく、鍼は痛くないの?というご質問を頂きます。
鍼を受けたことのない方はどんな事をされるのか、どんな刺激が来るのか不安ですよね。
ここでは少しだけですが鍼の刺激や痛みとは?という所をご説明いたします。
まずお身体の上に鍼管と鍼を置き、入れる前にトントンと3〜4回たたきます。
これは鍼をお身体の中に入れるために必要な手技で、“切皮”といいます。
この“切皮”が終わると、鍼がお身体の中に入っていきます。これを“刺入”といいます。
この“切皮”や“刺入”の時に生じるズキッとした鋭い痛み、チクッとしたり、
「痛い」って言いたくなるような強い刺激を切皮痛や刺入痛と呼んでいますが、
この刺激が生じた時は無理に我慢せずに仰ってください。
一度抜いて打ち直します。
この切皮痛や刺入痛は必ず生じるわけではないですが、毛穴などを刺してしまうとたまに出現します。
この場合は遠慮なく「痛い」と仰って頂ければ打つ箇所を修正致します。
お身体、特に皮膚が過敏になっている時は起こりやすい印象があります。
そしてもう一つはお身体の中に入れていくと、「ズーン」「ビーン」と重く感じる刺激が生じることがあります。筋が反応するように「ビクッ」となることもあります。
こちらが“響き”という刺激です。
この“響き”は切皮痛、刺入痛と違い、いい刺激としてとらえて下さい。
響きがあると、即時的な効果がより出やすいことが多いです。
鍼は怖いけど痛いのが治るのなら試してみたい、興味があるからやってみたい
という方には、響きも含めて極力鍼の刺激をなくすことは可能です!
響きがなくてもしっかり効果が出せる手法もございます。
鍼の響きはもみ返しの様にお身体にしばらく重く残ることもあり、1~2日程残る方も
いらっしゃいます。
響きが強すぎて重い刺激が負担となっている方には鍼の太さを細くする等して、
刺激を軽く致します。
目にはわかりづらいですが鍼にも太い細いがあり、細い方が刺激は緩くなります。
加えてそれでも響きが残ってしまわないように、前後にしっかり身体をほぐして
いくことにより残るのを防いでいきます。
「思ったより痛くなかった」という声を良く頂きますので、こちらをお読み頂ければ
想像されているよりも安心してお受けできるのではないかと思います。
鍼灸治療は院長の吉澤が担当させていただきます。
ご希望やご質問等がございましたら、ぜひお気軽にご相談ください!
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